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【2022年版】シンガポールの労働ビザ「Sパス」と「Employmentパス」の違い

   2022/05/07  シンガポール生活 ブログ

 

今回は、外国人である私たち日本人が、シンガポールで働くために必要な「労働ビザ」についてご紹介します。

 

職業や給与などによって「労働許可証」「Sパス」「Employmentパス」の取得が必要です。

 

今回の記事では、3種類のワークパスを取得するための最新の基準について解説します。

 

コロナ後のシンガポールにおける労働ビザの更新について

 

2020年8月、MOM(労働省)は、シンガポール現地の雇用の維持、拡大のため、ビザの基準を引き上げました。

 

基本的に、外国人労働者よりもシンガポール人労働者が優先的に現地の雇用枠をゲットできるようにしています。

 

これは、コロナが大流行する中、雇用主がシンガポール人従業員を維持、保護することを奨励する政府の施策のひとつです。

 

シンガポールに拠点を置く企業の雇用主は、Employment Pass(通称:EP)およびS Passの申請を検討する際、2つのポイントを考慮する必要があります。

  1. 事業者(会社)は、現地のPMET(専門家、管理職、経営者、技術者など)の雇用を支援、推進したか。
  2. その企業は、より多くのシンガポール人PMETの採用・育成を支援、推進したか。

※PMETs (i.e. professionals, managers, executives, and technicians)

 

公正な競争環境の構築

 

Fair Consideration Framework (FCF) によると、シンガポールに拠点を置くすべての雇用主は、新規EPとSパスの申請において、現地の新規申請者を公平かつ合理的に検討しなければならないとしています。

 

さらに、MyCareersFuture.sgで少なくとも28日間、求人広告を出さなければなりません。これは2020年10月1日から適用されています。

 

要するに、シンガポールに拠点を置く会社は、現地で人材を雇用する際は、シンガポール人であろうが、外国人であろうが、「公平」な競争を維持しましょうということです。

 

ただ、シンガポール人の雇用を優先するために、専用の求人サイトに、一定期間採用募集を掲示しなければなりません。

 

つまり、シンガポール人に求人を出して、面接したけど、適任者が見つからなかったから、外国人(日本人など)を雇用したいので、EPかSパスを申請します!ということになります。

 

シンガポールでの労働ビザの種類

 

シンガポールのワークパス(労働ビザ)は、主に従業員の学歴、職種、給与によって大きく3種類に分類されます。

 

「労働許可証」「Sパス」「EP」の最新の基準と要件について説明します。

 

①労働許可証とは?(Work Permit)

労働許可証(WP)は、事前に承認された国のリストから「半熟練外国人労働者」のためのものです。

 

WPは、マレーシア、香港、韓国、インド、タイ、中国などのアジア諸国に対して発行されています。

 

各業界、分野には独自の認可国リストがあるにもかかわらず、WPを申請するマレーシア人にはより多くの自由が与えられているのが現状です。

 

雇用主または任命された代理人は、オンラインでWPを申請することができ、申請を追跡することができ、多くの場合1営業日以内に処理されます。

 

通常、WP保持者は労働集約的な分野で働きます。

 

例えば、建設業、海洋造船業、製造業、サービス業などです。

 

必要最低給料額の設定はありませんが、最長雇用期間と年齢制限に上限があります。申請後、最長2年まで更新が可能です。

 

②Sパスとは?(S Pass)

あらゆる国籍の中間レベルのスタッフは、Sパスを申請します。

 

この資格を得るには、関連する学位、卒業証書、または専門技術証明書が必要です。

 

さらに、それを裏付ける複数年の実務経験があればベストです。

 

2022年5月現在、少なくとも2,500シンガポールドル(22.5万)相当の月給が支払われる仕事が条件です。

シンガポール労働省HP参照:https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/s-pass/upcoming-changes-to-s-pass-eligibility

 

2022年9月からは、3000ドル(約27万円)になる予定です。

 

もちろん、Sパス取得のための最低給与条件も、経験豊富な方や高齢の方ほど高くなります。

 

一度取得すれば、更新可能で最長2年間有効です。

 

労働省は、各企業で許可されるSパス保持者の数に制限を設けています。何人でもSパス保持者を雇える訳ではありません。

 

2021年1月1日以降、サービス業ではこの割合が13%から10%に下がりました。一方、他のすべての業界では、2023年1月1日から20%から15%に下がります。

 

シンガポールの雇用主は、Sパス保持者のために毎月賦課金を支払わなければならず、その額は階層によって330シンガポールドルまたは650シンガポールドルです。

 

さらに、2025年からは、Sパス保持者の流れをよりよく管理するために、「カテゴリー1」の徴収額は330シンガポールドルから650シンガポールドルに増額される予定です。

 

③EPとは?(Employment Pass)

管理職、経営者、専門職として働く、あらゆる国籍の高給取りの駐在員は、エンプロイメント・パス(EP)を取得する資格があります。

 

まず、月給4,500ドル(約40.5万円)以上であることが条件となります。(2022年5月現在)

シンガポール労働省HP参照:https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/employment-pass/eligibility

 

2022年9月からはさらに上がって、5000ドル(約45万円)になる予定です。

 

この条件は、経験を積んだ高齢者の場合、ほぼ2倍になります。

 

さらに、金融サービス業に従事する外国人駐在員の場合、さらに高い給与が条件となります。2022年5月現在では5000ドル(約45万円)です。

 

また、優秀な大学卒業資格、専門資格、または専門技能を有していることが必要です。

 

なお、EP保持者には人数制限や課徴金はありません。

 

一度取得したEPは2年間有効で、1回につき最長3年間更新することができます。

 

申請方法は、Employment Pass Onlineで申請するか、Singpost経由で労働省から申請書を入手して手動で申請します。

 

提出後、処理時間はそれぞれ3週間と8週間です。

 

WP保持者、EP保持者ともにシンガポール政府への所得税の支払いが必要です。

 

DPとは?(Dependent Pass)帯同ビザ

 

EPとSパスのいずれかをお持ちの方は、配偶者、子供、両親をシンガポールに呼び寄せるために、ディペンデント・パス(通称:DP)を申請することができます。

 

これは世界中のすべての国籍の方が対象ですが、特定の国籍の方は追加書類の提出を求められる場合があります。

 

DPを申請するためには、1ヶ月あたり6,000シンガポールドル以上の固定給が必要です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回はシンガポールの労働ビザについてご紹介しました。

 

年々、労働ビザの取得条件が厳しくなっているシンガポール。その狙いは、シンガポール人の雇用を守ることにあります。

 

外国人労働者を上手に利用し、国として今後も発展していくことを狙っているシンガポール政府の巧みな取り組みに関しては、凄く上手だなと思います。

 

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